2週間離れていたママと再会したとき、「これで少し落ち着くかな」と思っていました。ところが予想とは反対に、日に日にママへの執着が強くなり、感情の波も激しくなっていきました。
いろいろ調べたり相談したりする中で知ったのが、「再接近期(Rapprochement)」という言葉。2歳前後の子どもに見られる、自然な発達段階のひとつでした。
この記事では、再接近期とはどんな時期なのか、なぜこのような行動が見られるのか、そして親がすぐに実践できる接し方について、我が家の経験も交えながら紹介します。
📍 この記事のポイント

🧠 再接近期とは?
再接近期(Rapprochement)とは、子どもが「自分でできる!」という自信を持ち始める一方で、「でもママにはそばにいてほしい」という気持ちも強くなる時期です。
発達心理学者マーガレット・マーラー(Margaret Mahler)の分離・個体化理論では、自立への気持ちと親への依存・愛着が同時に強くなる段階として説明されています。
一見矛盾しているように見える「自分でやりたい」と「ママに甘えたい」という2つの気持ちが、同時に大きくなっていく自然な成長過程だということがポイントです。
💬 再接近期に見られる主な行動
- 分離不安が強くなる:ママが見えなくなるとすぐ泣いたり、後を追ったりする
- 感情の波が激しくなる:笑っていたと思ったら、突然ぐずったり怒ったりする
- 自己主張が強くなる:「自分でやる!」と言った直後に「やらない!」となることも
- 睡眠が不安定になる:夜中に目を覚ましたり、寝ぐずりが増えたりする
- 一時的に赤ちゃん返りする:言葉・遊び・食事などで以前の行動に戻ることがある
こうした変化は必ずしも問題行動というわけではありません。子どもの世界が広がっていく一方で、自分にとっての安心できる場所である親の存在を、何度も確認したくなる時期でもあります。
💡 親ができる5つの接し方
1)まず共感、そのあとにルールを伝える
「ママと離れていて、寂しかったんだね」など、まずは子どもの気持ちを言葉にして受け止めることから始めます。
そのうえで、「今度は小さい声で言ってみようね」など、具体的な行動のルールを伝えると受け入れやすくなります。
2)食事・睡眠・遊びの生活リズムを整える
毎日の決まった生活リズムは、子どもにとって「いつも通りだから大丈夫」という安心感につながります。
環境が大きく変わった直後の1〜2週間は予定を少し減らし、家族で過ごす時間を増やすことで落ち着きやすくなります。
3)小さな選択肢を与える
すべてを大人が決めるのではなく、「青いコップと黄色いコップ、どっちにする?」というように、2つの選択肢から選ばせてみます。
「自分で決められた」という経験が積み重なることで、強い自己主張を別の形で満たしやすくなります。
4)ママを感じられるものを残しておく
ママの匂いがついたハンカチ、写真、録音した声など、安心につながるものを身近に置いておくと、離れる場面での不安を和らげる助けになることがあります。
5)親自身も休む
再接近期は親にとっても体力を使う時期です。パートナーや家族と交代したり、少し散歩する、ゆっくりお茶を飲むなど、自分が回復できる時間を作ることも大切です。
親が落ち着いて接する余裕を持つことは、子どもにとっての安心感にもつながります。
🪞 ポイントまとめ
| 項目 | ポイント | 親が意識したいこと |
|---|---|---|
| 時期 | 生後18〜30か月頃(個人差あり) | 生活リズムをできるだけ一定にする |
| 行動 | 分離不安、強い自己主張、睡眠の変化など | まず共感し、その後に行動を伝える |
| 意味 | 自立と愛着が同時に育つ時期 | 親も無理をせず落ち着いて関わる |
❤️ おわりに
再接近期は、子どもが自分の世界をさらに広げていく成長の時期でもあります。親にとって大変な時期ではありますが、この経験を重ねながら子どもは少しずつ成長していきます。
我が家も毎日試行錯誤の連続ですが、「今日は昨日より少し理解してあげられたかな」くらいの気持ちで向き合っています。
みなさんのお子さんにも、同じような時期はありましたか? よければコメントで経験を教えてください。同じ時期を過ごしている親にとって、きっと参考になると思います🌼
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❓ よくある質問(FAQ)
Q1. 再接近期はいつ頃始まりますか?
個人差はありますが、一般的には生後18〜30か月頃に見られるとされています。
Q2. どのくらい続きますか?
数週間から数か月など、子どもによって異なります。生活リズムを整え、子どもの気持ちを受け止めながら関わっていくことが大切です。
Q3. 親がつらくなったときはどうすればいいですか?
パートナーや家族と育児を交代し、休める時間を確保しましょう。負担が大きい場合や子どもの様子で気になることがある場合は、小児科や地域の子育て相談窓口などに相談する方法もあります。



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